ダクトレールにスピーカーをつける時、Bluetooth対応のモデルを選ぶなら、以下の3つがおすすめです。
- 高音質で定評のあるBose SoundLink Revolve+
- コンパクトで防水性能に優れたJBL Clip 5
- コストパフォーマンスの高いビームテック LDRSPK1212
ダクトレールスピーカーは、天井に設置されたダクトレールに直接取り付けるか、専用のアダプターを使って取り付けることができます。
コードレスで設置できるため、すっきりとした見た目を維持しながら、高品質な音楽を楽しむことができます。
天井付近から部屋全体に音声が響き渡るため、映画鑑賞では映画館のような臨場感を楽しめますし、仕事や家事、ヨガ、睡眠の時間には音楽を流せばカフェにいるかのようなリラックスした空間を創り上げることができます。
でも、実際どのスピーカーならダクトレールに取り付け可能なのか、音質はどうなのか心配になりますよね。
記事の中では、それぞれのスピーカーの特徴や魅力を詳しく解説していきます。
音質に絶対こだわりたい! という人におすすめ
手軽に持ち運びもしたい人におすすめ
最初から高価なスピーカーを買うのは不安という人へ
ダクトレールスピーカー Bluetooth対応のおすすめ3選!
音質・機能・デザインを徹底比較し、おすすめのスピーカーを3つ厳選しました。
比較表:
要素 | Bose SoundLink Revolve+ | JBL Clip 5 | ビームテック LDRSPK1212 |
---|---|---|---|
価格 | 約3万円台 | 約7千円台 | 約7千円台 |
Bluetooth | 4.1 | 5.1 | 5.3 |
対応コーデック | SBC, AAC | SBC | SBC |
出力 (目安) | 360度サウンド, パワフル | コンパクトながらクリアなサウンド | 明瞭な高音質 |
音域 | 豊かな低音 | 明瞭な中高音 | バランス重視 |
防水 | IPX4 (防沫) | IP67 (防水防塵) | - |
マルチペアリング | ○ | × | × |
ハンズフリー通話 | ○ | ○ | × |
サイズ | 比較的大型 | 超小型 | コンパクト |
重さ | 約900g | 約240g | 約180g |
その他 | 上質なデザイン、持ち運びやすいハンドル | カラビナ付き、持ち運びに便利 | 電源アダプター付属、軽量 |
- 音質重視なら Bose SoundLink Revolve+
- コスパ重視なら JBL Clip 4 や ビームテック LDRSPK1212
Bose SoundLink Revolve+
360度サウンドで広範囲をカバーするBoseならではのパワフルな音質が魅力。
低音が力強く、中高音域も明瞭。ステレオペアリングもできます。
約10mの範囲で安定した接続が可能です。
音質に絶対こだわりたい! という人におすすめ。
ダクトレール専用のスピーカーではないため、アダプタを買う必要があります。ユニバーサルマウントで三脚を取り付けることができるので、その部分にダクトレールフィクサーを取り付けるといいです。
バッテリーは約16時間持つ大容量。USB電源アダプターがついているので、コンセント付きのダクトレールフィクサーにUSB充電器を取り付け、繋いでおけば安心です。
JBL Clip 5
JBL Clip 5もダクトレール用スピーカーではありませんが、カラビナ付きでダクトレール用フックに吊り下げる形で使えます。とってもお気軽。
コンパクトながら力強い音で、とくに中音域がしっかりしています。前のJBL Clip4の方が若干低音に強かったという評判もありますが、性能的には5の方が上がっています。
2台用意すればステレオ再生もできます。
最新バージョンのBluetoothで安定した接続が可能。
IP67の防水防塵性能があるので、浴室やキッチン周りでの使用でも安心。
持ち運びに適しているので、別の部屋でも使用したい人や、アウトドアに持っていくなど屋外で使用するスピーカーと併用したい人におすすめ。
ビームテック LDRSPK1212
ダクトレール用のスピーカーとして発売されていて、低価格。
小型でありながら12Wの大音量と低音に強いサウンドが魅力です。
モノラルスピーカーですが、その分、取り付ける位置を気にする必要がありません。
10m以内であれば、一台を親機として複数のスピーカーを接続できます。リモコン式で操作もらくらく。
音楽にリズムに合わせて色が変わるライトを搭載。音楽と光で楽しい空間を作り出せます。ライトは消しておくこともできますよ。
必要最低限の機能がついていて、とてもシンプルな仕様です。
ダクトレール用スピーカーが欲しいけれど、最初から高価なスピーカーを買うのは不安という人におすすめ。
ダクトレールスピーカーを設置するメリット・デメリット
ダクトレールスピーカーは、天井や壁に設置されたダクトレールに取り付けて使用するスピーカーです。
電源をダクトレールから直接供給できるため、配線が目立たずスッキリとした見た目を実現できます。
照明と同じように家のインテリアに溶け込ませながら音楽を楽しむことができます。スペースが限られている場合や見た目を重視する部屋にはおすすめです。
ダクトレールスピーカーを設置するデメリット
- 設置工事が必要な場合がある
- スピーカーの選択肢が限られる
ダクトレールがない場所では設置できないため、設置場所が限られます。ダクトレールを取り付ける工事をすることもできます。
スピーカーの重量によっては、ダクトレールの耐荷重を超えてしまう可能性があり、スピーカーの大きさが制限されます。天井の高さによっては圧迫感が出る場合も。
ダクトレール対応のスピーカーを選ぶ必要があるため、スピーカーの選択肢も限られます。
ダクトレールスピーカーを設置するメリット
- おしゃれ
- 省スペース
- 配線がすっきりする
- 音質がいい
普通、スピーカーを設置するには床や棚など、置くための場所が必要ですが、ダクトレールスピーカーなら場所を取りません。
ダクトレールを利用するため、工具を使わずに簡単に設置や位置の変更が可能です。
照明と一体化したデザインが可能で、部屋に統一感が出ます。
天井付近から音が流れるため、部屋全体に行きわたりやすく、音質が良いです。
Bluetooth対応のスピーカーにするメリット
Bluetooth対応のスピーカーなら、以下のようなメリットもあります。
- ワイヤレスで配線の手間が省ける
- インテリアの邪魔にならない
- 設置の自由度も高い
ケーブルや配線の位置を気にせず、好きな場所に取り付けることができます。配線がないため、部屋もすっきり。
スマートフォンやタブレットなど、Bluetooth対応の機器と簡単に接続できます。
ワイヤレスなので、機種によっては接続が途切れたり、干渉が発生することも。有線接続と比べ、音飛びや遅延も発生しやすいデメリットがあります。接続がしっかりした機種を選ぶことが大切です。
ダクトレールスピーカー選びのポイント
ダクトレールスピーカーを選ぶ際は、以下のポイントがあります。
- Bluetoothのバージョン
- 対応コーデック
- 音質 (出力、音域、クリアさ、周波数帯域)
- 接続の安定性
- サイズ・デザイン(インテリアとの調和)
- 機能 (防水性能、マルチペアリング、ハンズフリー通話など)
- 価格
音質
音質はスピーカーを選ぶ上で最も重要な要素の一つです。出力(W)、音域、クリアさ、周波数帯域など、様々な要素が関係します。
出力(W): 数値が大きいほど、パワフルなサウンドを楽しめます。設置場所の広さに合わせて選ぶようにしましょう。
周波数帯域: 再生できる音の範囲を示します。数値が広いほど、豊かな音表現が可能になります。
クリアさ: ボーカルや楽器の音の明瞭さを指します。レビューなどを参考に判断しましょう。
出力は少なくとも5W以上、周波数帯域は20Hzから20kHzをカバーするモデルが理想です。
音質は試聴するのが一番ですが、難しい場合はレビューなどを参考に、自分の好みに合った音質のものを選びましょう。
対応コーデック
コーデックはBluetoothで音声を伝送する際の圧縮方式のこと。音質に大きく影響します。
高音質コーデックであるAAC、aptX HD、aptX Adaptive、LDAC に対応しているものを選ぶのがおすすめ。
ただし、接続するスマホや音楽プレーヤーも対応している必要があります。iOSデバイスを使うならAAC、AndroidデバイスならaptX対応のモデルが最適です。
サイズ、デザイン
ダクトレールスピーカーは、インテリアの一部としての役割も担います。
スピーカーの形状やカラー、素材なども考慮して、部屋の雰囲気に合ったサイズ、デザインのものを選びましょう。
スピーカーの重量がダクトレールの耐荷重を超えていないか確認することも大切です。
Bluetoothのバージョン
新しければ新しいほど、接続の安定性やデータ転送速度が向上し、音質向上や低遅延につながります。
Ver5.0以上を目安に選ぶようにしましょう。
接続の安定性
音飛びや途切れはストレスに繋がるため、接続の安定性は重要です。
Bluetoothのバージョンや対応コーデックに加えて、接続する機器との相性も影響します。
Bluetoothだけではなく、Wi-Fi対応モデルを選ぶのもおすすめ。
レビューなどを参考に、安定性に定評のあるものを選ぶようにしましょう。
機能
防水性能、マルチペアリング、ハンズフリー通話などの機能があると便利です。
- 防水性能: キッチンや浴室など、水気の多い場所に設置する場合に重要です。
- マルチペアリング: 複数のデバイスを登録しておけるので、家族で共有する際に便利です。
- ハンズフリー通話: スマホをBluetooth接続していれば、スピーカーを通して通話できます。
その他
- 価格
- ブランド
- 保証
- 設置のしやすさ
などもポイントになってきます。
予算に合わせて、価格と性能のバランスのいいモデルを選びましょう。
信頼できるメーカーの製品で、万が一の故障に備え、保証などアフターサポートがしっかりしているものを選ぶと安心。
自分で設置をする場合、取り付けやすさも重要なポイントとなります。
ダクトレールスピーカーのおすすめ設置場所
リビングルーム
家族が集まる場所で、複数台のスピーカーを設置することで、立体的な音響効果を楽しむことができます。
テレビの両脇やソファの後ろなど、リスニングポジションに対して左右対称に設置するのがおすすめです。テーブルの中央上など、空間全体に音が広がるように設置するのもあり。
Bluetooth接続でワイヤレスだから、配線を気にせずスッキリとした空間を保てます。
キッチン
音楽を楽しみながら料理ができるため、リラックスした時間を過ごせます。
シンクの上など、水がかかりにくい場所を選びましょう。防水性能の高いスピーカーを選ぶことも重要です。
バスルーム
防水機能のあるモデルなら、お風呂を楽しむ際にも音楽を流すことができます。適切な防水対策を施し、水がかからない位置を選びましょう。
ダクトレールスピーカーのおすすめ利用方法
映画鑑賞
リビングをホームシアターに変えて、映画やドラマを大画面と立体音響で楽しむことができます。
大画面テレビの前に設置すれば、映画館さながらの迫力のサウンドを体感できます。
インテリアとしての活用
おしゃれなデザインのスピーカーを部屋のデコレーションの一部として飾ることができます。
音楽を流していない時でも、その存在感がスタイリッシュな空間を演出。それだけでお部屋のアクセントになります。
間接照明と組み合わせることで、より洗練された空間演出が可能です。
多目的スペースの活用
ダクトレールスピーカーがあれば、家中のあらゆる場所で、お気に入りの音楽と共に過ごすことができます。
キッチンで軽快な音楽を流しながら料理を楽しんだり、寝室でリラックスできる音楽に包まれながら眠りについたり。
ヨガやストレッチなどの運動をする際に、心地よい音楽を流すことで、より効果的なリラックス効果が得られます。
退屈になりがちな家事や仕事時間も、自分だけのBGMがあれば毎日がクリエイティブで楽しい時間に。作業効率を上げ、料理や仕事をもっと楽しくできます。
パーティーや集まりをBGMを流すことで盛り上げることも可能。部屋全体に均一な音が行き渡るため、どの場所にいても音楽を楽しめます。
Bluetoothで接続すれば、ゲストがスマートフォンから手軽に曲をリクエストできますよ。
ダクトレール用スピーカー Bluetooth対応のおすすめまとめ
ダクトレールスピーカーは、インテリアに溶け込むデザインと高い機能性を兼ね備えた素敵アイテム。
カフェのようなスタイリッシュな空間で音楽を楽しみたいけど、大きなスピーカーは置きたくない……そんな悩みが解消できます。
Bose SoundLink Revolve+は全方位に広がる音で、特に音質にこだわる方におすすめ。
JBL Clip 4はコンパクトで持ち運びに優れ、アウトドアにも最適です。
ビームテック LDRSPK1212はダクトレール設置専用モデルとしてコストパフォーマンスに優れています。
音質重視の方から、コスパ重視の方、手軽さを求める方まで、自分の目的にぴったりのダクトレールスピーカーを選んでみてください。
音質に絶対こだわりたい! という人におすすめ
手軽に持ち運びもしたい人におすすめ
最初から高価なスピーカーを買うのは不安という人へ