「チャイルドシートってほかの人はいくらの買ったんだろう?」「結局いくらくらいのを買えばいいのかな?」って悩みますよね。
高価なものから手頃な価格帯のものまで選択肢が広くて、迷ってしまいます。
実は、安いチャイルドシートでも十分安心して使える理由があるんです!
この記事では、実際に「いくらのチャイルドシートを買ったのか」という親たちのリアルな声や、安いモデルでも安全性が確保されているポイントを詳しく解説します。
「手頃な価格で十分な安全性が得られるなら、知っておきたい!」と思った方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
予算や用途にぴったりのチャイルドシート選びをサポートします!
チャイルドシート いくらの買った?徹底調査
チャイルドシートの購入価格について、いろいろなサイトで確認をしてみました。
大手オンラインショッピングの価格.com、楽天市場、Amazonで売れ筋ランキングを見てみると、1万円から3万円台のチャイルドシートが人気です。
子育てのポータルサイトcozreの調査によると、
購入価格は、最も多かったのが「20,000~30,000円未満」で約20%、次いで「30,000~40,000円未満」が約18%、「10,000~20,000円未満」が約17%と続いた。安全性を重視しつつ買いやすい価格帯として人気が集まっていると考えられる。
出典:『子育て世帯における「チャイルドシート」購入 市場調査2023(株式会社コズレ)』
https://cozre.co.jp/blog/10804(cozre[コズレ]マガジン http://feature.cozre.jp/)
とあり、やはり2万円から3万円くらいのチャイルドシートを買う人が多いのが分かります。
チャイルドシートの相場は適用年齢にもよって変わってきます。
乳児・幼児兼用タイプで長く使えるものは高額になりがち。
各年代で買い替えるタイプのものは1万円台が主流です。
なので、新生児から学童期まで全ての時期を一台で済ませようという方は予算が高め。
以下はそれぞれの時期の主な価格帯です。
- 乳児用:1万円~2万円台
- 幼児用:1万円前後
- 乳児・幼児兼用:2万円~4万円前後
- 幼児・学童兼用:2万円前後
- 乳児~学童期:2~3万円
- 学童用:5000円前後
有名メーカーや多機能なモデルは5~8万円くらいすることも。
また、二人目が生まれた場合は、今まで使っていたものを赤ちゃん用にして、幼児用タイプを改めて買い直すというパターンもあります。
平日はママ、休日はパパの車に乗せたり、祖父母に預けることがあったりする場合は、安い価格帯のチャイルドシートを予備として購入する人も多いですね。
チャイルドシートが安いので十分なケース
「チャイルドシートは安いもので大丈夫?」と心配する方も多いかもしれません。
一般的に5,000円~15,000円程度のものが「安価なチャイルドシート」とされます。
高価格帯のチャイルドシートが30,000円~50,000円以上なので、2倍以上の差が。
赤ちゃんの安全に関わることなので、あまり安いのだと不安ですよね。
でも、安価なチャイルドシートにも十分な安全性と性能を備えた製品は存在します。
ここでは、安価なチャイルドシートの特徴と選び方のポイントを解説します。
安いチャイルドシートの安全性は大丈夫?
チャイルドシートは国が定める安全基準(ECE R44やR129など)をクリアしなければ販売できません。
そのため、価格にかかわらず最低限の安全性は確保されています。
購入前には、製品が国際基準をクリアしているのかを確認するのがポイント。
とくに取り付け方が簡単で、しっかり固定できるモデルを選ぶのが重要です!
実際に使用している人の口コミやレビューをチェックして、安全性を確認してみるといいですよ。
安いチャイルドシートでもおすすめできる理由
- 基本的な安全基準を満たしている
- 短期間の使用の場合
- 予算をおさえたい人に最適
- 車内での使用が主な目的
- 取り扱いが簡単
このような点から、安いチャイルドシートでも十分おすすめできます。
ひとつずつ詳しく解説していきますね。
1. 基本的な安全基準を満たしている
前項でも説明した通り、価格が安いチャイルドシートでも、ほとんどが安全基準をクリアしています。
特に日本の基準(JIS規格など)に適合している製品が多く、安全性がしっかりと確保されています。
高価なものと比べて追加機能やデザインが簡素であることが多いですが、基本的な安全性能においては問題がない場合がほとんど。
2. 短期間の使用の場合
子どもが成長すると、チャイルドシートのサイズやタイプも変わるため、数年で買い替えが必要。
もし子どもがまだ小さい段階で使い始め、その後すぐに別のタイプのシートが必要になる場合、安いチャイルドシートを選ぶことで費用がおさえられます。
3. 予算を抑えたい人に最適
高額なチャイルドシートは多機能で快適さをアップさせる工夫がたくさん。
でも、やっぱり高すぎて手が出せないということも。
必要最低限の機能を備えた安価なチャイルドシートで十分な場合があります。
- 車を頻繁に利用しない
- 長時間の移動が少ない
といった場合には安価なチャイルドシートで十分です。
4. 車内での使用が主な目的
高価なチャイルドシートは、チャイルドシートからベビーカーに連携できたり、ベース部分が取り外ししやすかったりと、車内外での移動をスムーズにできるような機能も多いです。
また、取り付け方が間違っているとアラートが鳴るチャイルドシートもあります。
一度取り付けたらそのまま使う人にはあまり必要ない機能とも言えます。
安いチャイルドシートは車内での使用に特化しているので、基本的な機能があれば問題ないケースが多いです。
もし取り外しをするという場合も軽量でシンプルな作りが多いので、簡単に持ち運びしやすいですよ。
5.取り扱いが簡単
安価なチャイルドシートは、比較的シンプルな設計が多いため、取り扱いや取り付けが簡単です。
特に初めてチャイルドシートを購入する場合、簡単に使いこなせるシートの方がいいですよね。
安いチャイルドシートはシートベルト固定式が多いですが、複雑な調整や専用のアダプターなどがないので、車に慣れていない人でも扱いやすいです。
シートベルトの調整やリクライニングの角度変更など、できることが限られていますが、操作は直感的で分かりやすいんですね。
普段使っていない人でも簡単に使えるというのもポイント。
たまにパパの車に乗せるとか、祖父母に貸す場合でも間違った使い方をする危険性が防げます。
安いチャイルドシートでも、用途や使用期間に合わせて選べば十分使えますよ。
安全基準をクリアしていることを前提に、ニーズに合った製品を選ぶことが大切です!
価格帯別の特徴とおすすめポイント
以下は、チャイルドシートの価格帯ごとの特徴やおすすめポイントをまとめた表です。
価格帯 | 特徴 | おすすめポイント |
---|---|---|
1万円未満 | 簡易型やジュニアシートが中心 軽量で取り扱いが簡単 衝撃吸収性能は最低限 | 短時間の使用や予備として利用 サブ車両用や帰省時など一時的な使用に |
1万円~2万円未満 | ISOFIX対応製品も一部あり 新生児から使用可能なモデルが登場 必要最低限の安全性を備える | コスパ重視の方におすすめ 初めてのチャイルドシート選びにも最適 |
2万円~3万円未満 | 回転式やリクライニング機能付きの製品が多い 高品質な素材やデザイン性のある製品が増える 長期間使えるタイプが中心 | 日常的に使用するメインのチャイルドシート 快適性と安全性のバランスが良い |
3万円~5万円未満 | 高品質ブランド製品が多い (サイベックスやアップリカなど) ISOFIX標準対応で取り付け簡単 高度な安全性能やエアバッグ付きモデルも | 安全性を重視する家庭におすすめ 使い勝手や赤ちゃんの快適性も高い |
5万円以上 | プレミアムモデルや海外ブランド 最高水準の安全基準(R129)に対応 高機能・高耐久性で最新技術を搭載 | 高級感のあるデザインや機能を求める方へ 車の乗り換えや成長に応じて長期間使用できる |
- 短期間の使用やコストを抑えたい方:1万円~2万円未満が最適。
- 安全性と快適性を重視したい方:2万円~3万円未満で機能が充実。
- 高品質・高機能を求める方:3万円以上がおすすめ。
ここでは、高価格帯・中価格帯・低価格帯のそれぞれの特徴とおすすめポイントを紹介します。
高価格帯(30,000円~50,000円以上)
高価格帯のチャイルドシートは、安全性や快適性の部分で、最先端の技術が採用されています。
ISOFIX対応はもちろん、衝撃吸収性能やエアバッグ機能を備えたモデルも。
最新の安全基準(R129)に適合している製品が多いです。
プレミアムブランドや海外の高品質な製品が多くて、デザイン性や素材の質感も魅力的。
一部の製品は新生児から12歳頃まで成長に合わせて使えるので、長期間利用可能です。
おすすめポイント
- 最高の安全性:高度な衝撃吸収機能や側面衝突対策で、赤ちゃんをしっかり守れます。
- 快適性:リクライニングや回転機能が豊富で、赤ちゃんの姿勢や寝心地の良さアップ。
- 長期的なコスパ:一度の購入で長期間使用可能なモデルが多く、結果的にコスパが良い場合も。
安全性や快適性を最優先に考える方におすすめ!
有名ブランドであるコンビのエッグショックやアップリカのフラディア、サイベックスもこの価格帯です。
ベビーカーでも有名。回転式ながら小型のコンビ エッグショック!
まるでベッドのようなフルリクライニングが魅力のアップリカ!
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中価格帯(15,000円~30,000円)
中価格帯のチャイルドシートは、コストパフォーマンスの良さが魅力。
新生児から使用できる製品や、回転機能やリクライニングが付いているモデルが多いです。
ISOFIX対応の製品も充実していて、安全性と使い勝手を両立したものが豊富。
一番たくさんのチャイルドシートが売られている価格帯なので、好みに合わせて好きなシートを選べます。
軽量で取り付けが簡単なモデルも多く、日常使いに適しています。
おすすめポイント
手頃な価格で必要十分な機能:安全性や快適性に加え、取り付けや操作も簡単。
日常使いに最適:近場のお出かけやお買い物から長時間のドライブにも使える
ラインナップが豊富:人気モデルが多く、口コミ情報も入手しやすい
安全性を確保しつつ、コスパを重視する家庭におすすめ。
初めてのチャイルドシートにも最適です。
回転式+ISO-FIX+新生児から使えるコスパ最強モデルもあります!
低価格帯(5,000円~15,000円)
低価格帯のチャイルドシートは、簡易型やジュニアシートが中心。
規格認証はクリアしているので、必要最低限の安全性を備えています。
ISOFIX非対応のベルト固定タイプが主流で、軽量で持ち運びが容易なモデルが多いです。
一時的な使用や、サブの車両用として便利に活用できるのがポイント。
長時間使用や快適性を重視するのには向いていないことも。
逆に学童用のジュニアシートなら低価格帯のもので十分な場合がほとんどです。
おすすめポイント
コスト重視の選択肢:短期間の使用や予備として最適。
軽量で持ち運び簡単:旅行や一時的な利用時に便利。
用途に応じた使い分けが可能:家族や親戚が訪問する際のレンタル用などに最適。
コスパ重視の方や、期間限定・サブでの利用を想定している方におすすめです。
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チャイルドシート購入前に知っておくべきこと
チャイルドシートは子どもの安全を守るための大切なアイテム。
購入前に以下のポイントを確認して、後悔のない選び方をしましょう。
- 車に適合しているかを確認
- 子どもの体格に合っているか
- 取り付けやすさを重視
- 口コミやレビューをチェック
- 保証やサポート体制の確認
ひとつずつ詳しく解説していきます。
1. 車に適合しているかを確認
チャイルドシートは車種によって取り付けの相性が異なる場合があります。
購入前に次の点を確認しましょう。
- ISOFIX対応の車か
- シートベルト固定が可能か
ISO-FIXモデルは取り付けが簡単で、車本体にしっかりと固定できるので安定性が高いです。
ただ、ISO-FIXに対応していない車種もあるので、事前に自分の車がISO-FIXに対応しているか、対応している座席はどこかを確認しておく必要があります。
また、シートベルト固定式も車種によってはシートベルトの長さが足りずに使用できない場合も。
メーカーサイトや販売ページで、使用予定の車との適合情報を事前にチェックしましょう。
実店舗だと、チャイルドシートが売られている場所に適合表があるはずです。
なければ店員さんにしっかりと確認してみるといいですよ。
2. 子どもの体格に合っているか
チャイルドシートには体重や身長に応じた使用制限があります。
成長に合わせて適切なサイズを選ぶことが重要です。
- 新生児用: 体重10kg以下の赤ちゃんに対応。
- 幼児用: 体重9~18kgに対応するモデルが多い。
- 学童用: 体重15~36kgに対応するジュニアシートが該当。
「長く使える」「成長に対応できる」モデルはコスパが良くおすすめです。
3. 取り付けやすさを重視
チャイルドシートは一度取り付けたら頻繁に乗せ替えをするものでもありません。
ただ、生活スタイルによっては
- チャイルドシートを外して荷物をたくさん乗せたい
- 普段はママの車だけど休日はパパの車でお出かけ
- 祖父母の車に乗せ替える可能性がある
といった場合も。取り付けしやすいモデルの方が便利です。
また、取り付けが複雑なモデルだと、取り付け方を間違ってしまうこともあるので避けたいところ。
いくら安全基準を満たしていても、間違った取り付け方をしていては意味がありません。
緊急時にすぐに子どもを車から取り出したい場合にも、取り付けが簡単なシートの方が安全かつ迅速に対処できます。
ワンタッチで固定できるISO-FIXモデルを選ぶのがおすすめです。
4. 口コミやレビューをチェック
実際に使用している人の口コミや評価は、とっても参考になります。
良いレビューだけではなく、悪いレビューもしっかり確認することがポイント。
- 取り付けやすさ
- 子どもの快適性
- 乗せ降ろしのしやすさ
- お手入れのしやすさ
などなど、実際に使ってみないと分からない点を確認しましょう。
5. 保証やサポート体制の確認
チャイルドシートは長期間使用するものなので、購入後のサポートも重要。
- 製品保証の有無や期間
- 部品の交換が可能か
- 修理サービスはあるか
を確認しておきましょう。
中には返品保証サービスのあるチャイルドシートもありますよ。
チャイルドシート いくらの買ったかまとめ
まとめ
チャイルドシートを選ぶ際、「いくらのを買ったらいいの?」と悩む方は多いですが、実際には1万円~3万円の価格帯の製品を購入する人が最も多いことが分かりました。
この価格帯のチャイルドシートは、安全基準をしっかり満たしており、機能性や快適性も十分備えています。
低価格な製品でも基本的な安全性には問題がありません。
とはいえ、使用する環境や目的によって適したモデルは異なります。
- 短期間や予備として使用する場合は低価格帯
- 日常使いには中価格帯
- 安全性や快適性を重視する方には高価格帯
がおすすめです。
お子さんの安全を第一に考えつつ、ご家庭のライフスタイルや予算に合ったチャイルドシートを選んでみてください。
この記事が、その選択の参考になれば幸いです!