布団乾燥機と布団クリーナー、ダニや花粉対策におすすめされている人気家電ですが、いったいどっちを買えばいいのでしょうか。
布団乾燥機はいらない、布団クリーナーは効果がないなんて話を聞くと、本当に必要か迷ってしまいますよね。
結論を言えば実は布団乾燥機と布団クリーナーは両方とも必要です。
でも、予算の都合でどうしてもひとつしか選べないという場合は、布団クリーナーがおすすめ。
なぜ布団クリーナーなのか、その理由は以下の通り。
- マットレスやソファーなどにも使える
- 効果が分かりやすい
- 花粉やハウスダストを除去できる
- 天日干しと併用可能
布団クリーナーの方が何かと使い勝手がいいんです。
布団乾燥機と分とクリーナーでは、それぞれの役割が違うので、できれば両方持つのが理想的です。
この記事では
- 布団乾燥機と布団クリーナーはどっちを買えばいいのか、その理由
- 布団乾燥機、布団クリーナー、天日干しの違い
- 布団を清潔に保つためのお手入れ方法や頻度
をお話しします。布団乾燥機や布団クリーナーを買う時の参考にしてみてください。
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布団乾燥機と布団クリーナーはどっちがいいの?
前書きでも述べた通り結論をずばり言うと、どちらも必要です!
布団乾燥機と布団クリーナーは似ているようで実は働きが全く違います。
- 布団乾燥機:熱処理で布団を乾燥させる・ダニを殺す
- 布団クリーナー:ほこりやダニ(死骸や糞を含め)の除去
布団乾燥機はダニを殺したり、乾燥によりダニを繁殖させにくくしたりするもの。死骸はそのまま残ります。
アレルギーの原因になるのはダニの死骸や糞。布団クリーナーで取り除いてあげないといけないんですね。
逆に布団クリーナーはダニやダニの死骸を吸い込んで除去はしてくれますが、布団を乾燥させる機能はありません。ダニを減らすことはできないのです。
ダニが死滅するには50度以上の熱を20分~30分当て続ける必要があります。布団クリーナーにも熱を出すタイプはあるのですが、布団乾燥機で一気に済ませてしまった方が楽です。
基本的には併用するのがベスト。
もし予算の関係でどうしてもどちらか一方しか無理という場合は、
- 天日干し+布団クリーナー
- 布団乾燥機+掃除機
ただし、普通の掃除機で布団を掃除すると思うとすごく大変なんですよね。布ごと吸い上げてしまってうまく吸うことができません。
布団用のクリーナーは布団を持ち上げてしまわないような工夫がされている布団専用の掃除機なので、やはり使い勝手がいいです。
しかも布団クリーナーは布団の奥に残った埃やダニの死骸までたたいて浮き上がらせるので、布団の奥深くまできれいにすることができます。
だから、もしどちらか片方選ぶのであれば布団クリーナーですね。
布団乾燥機がなくても天日干しはできますが、布団クリーナーの代用は他では難しいからです。布団用の取り換えパーツがある掃除機を持っていたら不要ですけどね。
毎日天日干しは面倒、花粉症だから外では干せないという方は布団乾燥機と布団クリーナーの併用がおすすめです。
それに、実は天日干しよりも布団乾燥機の方がいいこともあるんです。そちらは次の項で説明しますね。
布団乾燥機と布団クリーナーで天日干しは不要?
布団を天日干しする目的はお布団を乾燥させること。布団を乾燥させると
- ダニを防ぐ
- 湿気を除去してカビが予防できる
- 汗が原因の臭いが取れる
- 除湿することで布団がふっくら軽くなる
といった効果があり、布団が清潔になります。
これらを短時間に室内で行ってくれるの布団乾燥機です。天気や季節に左右されず、天日干しのように時間がかかることもありません。
羽毛布団など高温に弱い材質の布団だと天日干しの方がいいですが、基本的に布団乾燥機があれば天日干しは不要です。
しかも天日干しでダニが死滅するほどの効果が期待できるのは夏場だけ。夏場に布団を干すと布団は50度以上の高温になりますが、冬場などはあまり温度があがらないんです。
なので、天日干しよりも布団乾燥機の方が実はお手軽きれいに布団を清潔に保てます。
天日干しでも布団乾燥機でも、最後には布団クリーナーで付着した汚れを落とすと完璧です。
布団クリーナーだけしか持っていないという場合は、まずは天日干しでしっかりと布団を乾燥させておきましょう。
温風機能で布団乾燥機とまではいかなくても布団を乾燥させてくれる布団クリーナーもあります。
▼温風機能付の超強力布団クリーナー
布団乾燥機と布団クリーナー併用時の順番
布団乾燥機と布団クリーナーを併用する場合、順番が大切です。
- 布団乾燥機
- 布団クリーナー
の順でかけるようにします。
まず布団乾燥機で布団全体を乾燥させ、熱でダニを死滅させます。次に、布団クリーナーで死んだダニや付着したゴミ・ほこりを吸い取ります。
この順番で行うことで、最大限の効果が得られます。布団乾燥機の熱でダニを死滅させ、その死骸を布団クリーナーでしっかり吸い取るわけです。
逆の順番だと、布団クリーナーで掃除した後に布団乾燥機を使うことになり、新たに発生した湿気やほこりが残ってしまう可能性があります。
ちなみに、温風機能付きの布団クリーナーもあります。これなら1台で乾燥と掃除の両方ができて便利ですよ。特に、置き場所に困る方にはおすすめです。
布団のお手入れ頻度とコツ
布団乾燥機と布団クリーナーを併用し、カバーを定期的に洗濯することで布団の清潔はある程度保てます。
また、半年~1年に1回は布団のクリーニングに出すと、より衛生的です。
理想的な頻度
- 布団乾燥機:週に1回、夏や梅雨は週2~3回
- 布団クリーナー:3日に1回、最低でも週1回
- カバーの洗濯:週1回
- 布団の丸洗い:年に1~2回
お手入れのコツとしては、
- 定期的に行う
- 湿度の多い時期は頻度を増やすなど、季節に合わせて調整
- 朝イチに行う → 布団を干す時間が確保できます。
- 窓を開けて換気しながら行う
- 布団を裏返して両面をまんべんなくケア
これらの頻度とコツを意識すれば、いつでもふかふかで清潔な布団で眠れますよ。
でも、「そんなにこまめにできない!」という方もいるはず。大丈夫です。できる範囲でいいんです。週1回のお手入れと、年1回の丸洗いだけでも、布団の状態はぐっと良くなります。
季節の変わり目など、布団を冬物から夏物に切り替えるようなタイミングでは、クリーニングに出してから布団をしまうのがおすすめです。
布団を丸洗いできるサービスとしては
- 店舗型クリーニング
- 宅配クリーニング
- コインランドリー
があります。一番楽なのは宅配クリーニングですが、ちょっと高め。
コインランドリーだと1時間1000円~1500円程度で洗濯から乾燥までしてくれます。
しかもコインランドリーの乾燥機ってかなり強力で、ダニをしっかり死滅させることができるんです。
布団が丸ごときれいになりますし、最低でも一年に一回はお布団の丸洗いをしてみると気持ちがいいですよ!
普段は週1回カバーの洗濯、布団乾燥機や布団クリーナーで清潔な状態を保ち、季節の変わり目にクリーニングに出すという方法がベストですね!
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布団乾燥機と布団クリーナーどっちがいいのか まとめ
まとめると、布団乾燥機と布団クリーナーは両方とも必要です。
- 布団乾燥機でお布団をしっかり乾燥させてダニを死滅
- ダニの死骸や埃、花粉などを布団クリーナーで吸い取る
この2ステップでふかふかな気持ちのいいお布団で一年中眠れるようになるのです。
どちらか片方選ぶのであれば、汚れを吸い取ってくれる布団クリーナー。
でも布団乾燥機は天気や季節に左右されることもなく、天日干しよりも楽に布団をきれいにできます。
予算が許せば併用することがおすすめです。
頻度はカバーの洗濯、布団乾燥機、布団クリーナーが週1。季節の変わり目にはクリーニングやコインランドリーで丸っと洗ってしまいましょう。
▼温風機能付の超強力布団クリーナーFCA-22H-C
▼靴も乾かせるツインノズル乾燥機カラリエFK-W2