義実家に帰省の予定があるけれど、子供が風邪気味……熱があがったりさがったりしている。
こんな状態だと帰省してもいいのか迷ってしまいますよね。
熱が下がったとしても長時間の移動や慣れない環境で疲れてしまうのはかわいそうですし、無理をさせたら風邪がぶり返してしまいそうです。
義父母は「気にしないからおいでよ」と言ってくれたとしても、高齢の義父母にうつしては大変。
子供が風邪をひいていても、義実家に帰省はしないといけないのでしょうか。
目次
義実家への帰省は風邪をひいててもすべき？
どうしても義実家へ帰省したいのなら、当日の朝の様子を見て連れていこうという判断になると思います。
ただ、子どもの熱は夕方から夜にかけてが一番上がりやすいです。
当日の朝熱が下がって昼間には元気に遊んでいるように見えても、義実家で夜になって発熱する可能性があります。
帰省の時期はお盆や年末年始など病院が休みの場合も多いです。
救急はとっても混んでいるし、小児専門医ではないことがほとんどのため、子どもがかかるにはちょっと心配。
実際、私も何度か救急にはお世話になっていますが「今日はとりあえず解熱剤だけ出しますので、翌日かかりつけ医に行ってくださいねー」なんて言われることが多いんですよね。
帰省中では次の日にかかりつけ医に連れていくこともできません。
帰省先にもお医者さんはいるでしょうが、やっぱりかかりつけ医に見てほしいものです。
もしどうしてもということであれば
- 保険証
- 受給者証
- 今飲んでいる薬
- おくすり手帳
- 病院で言われたことのメモ
をしっかり持っていって、何かあったときに備えましょう。
事前にかかりつけ医に「帰省はできそうな症状なのか」聞いておくのもいいと思います。
電車や飛行機での帰省は避けた方がいい
車移動だけならまだしも、電車や飛行機など人込みに入る場合はやはり帰省は避けた方がいいです。
体調が万全でないと免疫力も落ちていますので、ほかの病気をうつされるかもしれません。
寝ていれば治る程度の軽い風邪だったのに、無理にでかけたせいでインフルエンザや胃腸炎などにかかってしまったら嫌ですよね。
しかも電車や飛行機で行くということはそれだけ距離があるはず。子供の体に負担も大きいです。
義父母が高齢な場合も控えたい
「風邪をひいているから……」と伝えても、義父母は「いいからおいで」と言ってくれることが多いです。
孫に会いたいって気持ちが強いんですよね。
でも、やはり高齢の義父母に移してしまうのも怖いです。
元気なように見えても、高齢であればあるほど風邪はうつりやすく、こじらせやすいもの。
義父母がどれだけ大丈夫だと言っても「うつしてしまってはいけませんから」と断った方がいいです。
旦那だけ帰省してもらうのはあり？
どうしてもというのであれば、旦那だけ（旦那と元気な子どもだけ）で帰省してもらうのもありです。
もしかしたら旦那にも風邪がうつっていて潜伏期間だったりするかもしれませんが……。
風邪を引いているのに帰省するのは、
- 義父母が孫の顔を見たがる
- 親戚が集まる
- 旦那は長男
というケース。
義父母の希望が孫の顔が見たいということであれば「風邪気味で元気のない姿を見せると逆に心配させてしまうので……」という感じで延期してもらいましょう。
親戚同士が仲が良く、旦那が親戚と飲みたいとか会いたいと言っているなら旦那一人で帰省してもらうのもありだと思います。
こちらとしても大人の人手が減るのはちょっと痛いですが、旦那のご飯を用意しなくていいという手間もなくなるので。
問題は旦那が長男。
これを気にする家庭では帰省時期になると親戚が集まることも多く、「嫁も来るべき！」と言われがち。
でも、その場合は長男の嫁としてバタバタ動き回らないといけないので、やはり風邪をひいた子どもを連れての帰省はむずかしいです。
子どものためにもきっぱり断った方がいいです。
義父母よりも同年代の義兄弟の方が子連れの帰省の大変さを分かってくれるので説得しやすいです。
風邪は義実家への帰省を断る理由になる！
風邪の時には無理して義実家へ帰る必要はありません。
帰省を一回しなかっただけで険悪になるような関係だと、これから先もことあるごとに意見の衝突が起こるでしょう。
「子供の健康と安全が第一」
これだけは一本筋を通しておくことが大事。
あとは帰省をしなかったらそれっきり……となると印象が悪いです。
- 元気になったらすぐに子供に電話をさせる
- 元気な様子を写真に撮って送る
など、帰省はできなかったけれどいつでも思っているよ、というのが伝わるようにしておくといいですね。
