秋になると子供が服にくっつけてくる「ひっつき虫(くっつき虫)」。
なかなか取れないし、そのまま洗濯すると別の洋服にもついて二次被害にあうし、大変ですよね。
草むらに飛び込んでいった子供にはもちろん、追いかけまわしていた私の服にも気がつけば大量についていました……。
簡単に取る方法を調べてまとめてみました。実際に自分がやってみて簡単にできたものを写真付きで紹介していますので、参考にしてみてください。
目次
くっつき虫の種類と名前
くっつき虫にも種類があって、取りやすいものと取りにくいものがあります。
代表的なのが3種類
- オナモミ系
- センダングサ系
- ヤブハギ、アレチヌスビトハギ系
オナモミは割と大きいので、手でチマチマ取っていくのが意外と楽です。
やっかいなのがセンダングサ。
チクチクして痛いし、主だった部分を抜いても先っぽ1mmくらいが残るんですよね。
先っぽ1mmくらいだったらまぁ残っていてもあまり痛くはないし、洗濯で取れるので痛い部分だけ抜ければいいんですけども。
ヤブハギ、アレチヌスビトハギ系は「これぞ、くっつき虫!」という感じの三角の形をしたくっつき虫です。
とにかくくっつく量が多いんですよね。でも、次から紹介する方法で簡単に取れる種類です。
どのひっつき虫も日当たりのいい草むらによくある植物です。
また花が咲く時期が夏~秋なので、くっつき虫となる種は10~11月頃の秋から初冬にかけてが多いですね。
ちょうど残暑が終わって秋のお散歩が楽しくなるころ。
どんぐりや秋の虫探しに夢中になっているうちに草むらに入ってくっつけてくる、というのが多いです。
くっつき虫(ひっつき虫)の取り方
スポンジでこする
私がいつもやっている方法。ティッシュと一緒に洗濯してしまったときにも使えます。
スポンジの粗いほうでこするだけ。
そのままポロポロと落ちるものもあるので、服を着たまま外でやるのがおすすめです。
スポンジ側にも少しくっつきますが、服よりも取りやすいです。
服が傷む可能性があるので、ジーパンなどガシガシこすっても耐えてくれる生地でやってみてください。
ペットボトルで取る
ペットボトルの側面を長方形に切り取って、その面で服をこすります。
取れたくっつき虫がペットボトルの中に入っていってくれるので面白いです。
ただ、切り取ったところがギザギザしていると手を切るかもしれないので、気をつけてください。
マステなどでギザギザを隠してあげると安心です。マステをつけてもちゃんと取れましたよ。服も、そのままでこするよりは傷みにくいと思います。
以外にもセンダングサ系のチクチクするくっつき虫でも使える技です。
ウェットティッシュで拭き取る
You Tubeで見つけて「なんだってー!?」とびっくりした方法。
ウェットティッシュで拭き取るだけで、くっつき虫がどんどんウェットティッシュにくっついているんです。
ウェットティッシュならそのまま捨てればいいし、持ち歩いているママも多いと思うので、外でついてしまって車で帰るときなんかにもいいですよね。
センダングサはトゲが刺さって痛いかもしれません。
天日干しして乾燥させる【ハギ系に使える!】
天日干しして乾燥させるとひっつき虫がポロポロと剥がれてきます。
とくに粘液を出してくっついているタイプのくっつき虫に有効。
一日くらい日向に干したあとに、パンパンっと払ってあげればOK。
日に当てても大丈夫な洋服かどうか(陰干しマークがないかどうか)確認してくださいね。
軍手でこする【センダングサは不可】
軍手でさっさっと拭き取るようにすると、軍手の方にくっつき虫がくっつきます。
軍手についたくっつき虫を取るのがまた大変なので、もう使わない予定の軍手を使うといいですよ。
あとセンダングサはこの方法でやると軍手を突き抜けてとげが刺さるので痛いです。
ウロコ取りで取る
ダイソーなどの100円ショップでも買えるウロコ取りで取る方法です。
なかなかウロコ取りが家にあるって人も少ないと思いますし、わざわざ買うのも……って気もします。生地も多少傷むでしょうしね。
あくまで「持っていれば使ってみよう」という感じですね。
まとめ:秋のおでかけは服の素材に気をつけよう
いろいろなやり方がありますが、どのやり方も「こする」ので多少なりとも服にダメージがあります。
しかも、ニットなどは、こすりにくいし、こすると余計に中に入り込んでいきますよね。チマチマ取っていくしかありません。
できれば遊ぶときにはテロっとした素材のウィンドブレーカーやカッパを着せてあげるといいかなと思います。
「草むらに入っていかないように!」なんていうのは子供に言っても無理。
どんなに気をつけていてもくっつき虫は子供なら付けてくるものと思って、秋のおでかけは服装に気をつけてみましょう!