朝のお弁当作りって大変ですよね。なるべく時短＆手間は減らしたいもの。
その中でも「ご飯を炊く」という作業がなくなったら割と楽になりそうですよね。ご飯を炊くのに１時間くらいかかるので。
前日の夜に炊いたご飯をそのままお弁当に詰めることができたら助かります！
夜炊いたご飯は保存方法によって傷みや劣化が違います。
この記事では、夜炊いたご飯をお弁当に詰めるための保存方法のコツをお伝えします。
- 冷凍ご飯をお弁当に詰めてもいいのか
- 冷めたご飯をおいしく食べる保存方法
についても紹介しているので参考にしてみてくださいね。
目次
夜炊いたご飯をお弁当に詰めてもいい？
夜炊いたご飯でも、
- そのまま保温していたのか
- 保温を切って常温放置していたのか
- 冷ましてから冷蔵庫や冷凍庫へ入れていたのか
によって雑菌の繁殖状態が違います。
一番いいのは「冷ましてから冷蔵庫や冷凍庫に入れておく」というもの。
冷蔵庫で保管すると劣化してあまりおいしいご飯になってしまうので、もし保管するのであれば冷凍の方がいいです。
炊き立てのご飯をラップや保存容器で密閉して、急速冷凍します。
そうすると水分量を減らすことなく、おいしいまま保存ができます。
朝お弁当を作るときには一度電子レンジでチンするなどして温め直し、冷ましてからお弁当箱に入れます。
ラップや保存容器のふたは外さないで、そのままレンジで解凍するのがコツ。
ラップの場合は包んだまま解凍して、一度ご飯を少しほぐして、温かいうちにもう一度ラップに包んでおきます。
こうすることで水分をラップに閉じ込めたまま解凍できるので、ふわっとおいしい状態にご飯が戻るんです。
炊飯器の中で保温状態にしていたり、常温保存したりしていたご飯は雑菌が繁殖している可能性が高いそうです。
真夏日などは炊飯器の中ですでに傷んでしまっているかも……それを常温でまたお弁当として持ち運んだら……お腹を壊してしまいますよね！！
夏場はお米を炊いて余った分はすぐに冷凍するようにした方がいいですね。
夏場はタイマー炊きもご飯が傷む原因に！
真夏日は夜中も気温が高いですし、台所ってエアコンつけたりしないから割と暑いですよね。
そんな状態で朝までお米を水にひたしていると腐ってしまうこともあるんだとか。
でも朝っぱらからお米を研ぐのは面倒だし、時間がかかる。そんなときは
- 夜のうちにお米を研いで内釜を冷蔵庫に保管
- 朝、早炊きモードで炊飯
という方法なら給水もできるし、衛生面でも安心です。
弁当にご飯を冷凍のまま詰めるのはあり？
最近、冷凍食品で「自然解凍ＯＫ」のものが増えました。
そのまま詰めていくとお昼ごろには溶けて食べごろになっているうえ、保冷剤の代わりに詰めていくと便利なんですよね。
じゃあ、ご飯は？
冷凍のまま詰めて自然解凍できないのでしょうか。
職場にレンジがあるのであれば、冷凍のまま持っていくのもまぁアリです。
でもそうでなければ、おすすめできません。
冷凍したご飯ってそのまま自然解凍すると、ぼっそぼそしておいしくないんですよ……。
あと気をつけたいのは、溶けたご飯の水分ですね。
おかずに触れてしまうとそこから雑菌が繁殖しやすいですし、お米自体も心配です。
- 気温が高くないか
- 出先で冷蔵庫に入れられるかどうか
がポイントになります。
弁当のご飯が冷めてもおいしいようにするコツ
弁当のご飯って普通にしていても冷めるとおいしくないもの。
冷凍ご飯だと余計に味が落ちていることも。
保存するときから気をつけておくことが大事。
炊き立ての状態でラップに包んで、なるべく平らな状態にします。
粗熱が取れたら冷凍庫にＩＮ！
蒸気を含んだままラップをすることで水分を逃がさず冷凍ができます。
朝、レンジで熱々にチンしたら、少しほぐして、またラップで包んでおきましょう。
粗熱が取れたらお弁当箱に入れてもいいですが、そのままおにぎりにして持って行ってしまうのがおすすめです。
余裕があればご飯自体にも一工夫を。
- ご飯：200g
- サラダ油：小さじ1/2
- 塩：小さじ1/4
で混ぜ込んでおくとコンビニおにぎりのように冷めてもおいしいおにぎりが握れるそうです。
おにぎりはギュギュっと強く握らず、手の中で回転させるようにしてまとめていくと、ふんりとしたおいしいおにぎりになります。
最近はやりのもち麦などの雑穀米を少し入れるのも、ちょっと食感が変わっておいしいですよ。
お弁当のご飯はなるべくなら朝炊きで！
朝の忙しい時間ではありますが、なるべくご飯は朝炊きの方がいいです。夏場はとくに。
朝の時間を惜しんで、午後の時間ずっと腹痛にあえぐのは嫌ですよね……。
衛生面からも、おいしさの面からもできればご飯は朝炊くようにしましょう。
ちょっと無理そうであれば、前日の夜に適切な保存処理を。
