赤ちゃんの離乳食が始まると困ってくるのが外食。
ベビーフードや手作りの離乳食を持ち込んでもいいのかな?
大人の分を取り分けた方がいいのかな?
[chat face="nayamu.jpg" name="" align="left" border="red" bg="red" style="maru"]でも、どんな店に入ればいいのかわからないし、味付けも外食だと濃い気がして心配[/chat]
この記事では、外食時に赤ちゃんの離乳食をどうすればいいのか、持ち込みや取り分けの方法や便利なグッズを紹介しています。
外食時に離乳食の持ち込みはOK?
私も何度か離乳食の持ち込みをしたことがあります。
マナーを守れば離乳食OKと言ってくれるお店も多いですよ。
離乳食を持ち込むときのマナー
- ひと言お断りの言葉を言う
- もし取り分けできそうなら注文する
- ゴミは持ち帰る
- 食べこぼしなどは綺麗に片づける
店内に入る前に「離乳食の持ち込みはしてもかまいませんか?」とひと言確認するようにしましょう。
経験上、だいたいのお店はOKでしたが「店長に確認します」と上の判断を聞かないといけない店もありました。
持ち込みOKとはいえど、もし店のメニューに取り分けできそうなものや離乳食メニューがあったらそれを注文するようにした方がベター。
離乳食メニューが用意されているお店は意外とあるんです。
あと離乳食メニューとして普通に和光堂のベビーフードが出てきたお店もありました。
そういった店で持ち込みの和光堂ベビーフードを出すとちょっとまずいかなという気がしましたね。
持ち込んだ離乳食のごみは必ず持ち帰るようにしましょう。
お店でご飯を食べると、紙ナプキンを使ったり、ストローやおてふきのビニールが出たりと、何かとゴミが出るもの。
少しくらいゴミが増えたって変わりはしないと思うかもしれませんが、やはり自分のお店で出たものと外から持ち込まれたものでは違いますよね。
イレギュラーなものが増えると分別の手間も変わってきます。
自分のゴミは自分で持って帰るようにしましょう。
食べこぼしなどで汚したところもできる限りきれいにして帰るようにします。
中には気にしないでと言ってくれる店もありますけどね。
静岡・愛知・山梨県にある五味八珍というローカルファミレスでは、お店にはいったところに看板があります。
お子さんは散らかすことの名人です。私達も幼い頃はそうでした。
テーブルの上や席の周りの汚れ等を一切お気になさらないで下さい。私共店の者がかたづけます。
私共の店にいらした時ぐらいゆっくり召し上がって下さい。お母さん!
子連れへのやさしさに満ちてますね。
ただここまで子連れウェルカム!なお店も珍しいです。
できればこういったお店を選びつつ、こちらも最低限の気づかいは必要だと思います。
離乳食の持ち込みを禁止している理由
中には禁止している店もあります。
やはり何も頼まないのに席を使われるわけですから、嫌だと感じることはありますよね。
席数が少ない店の場合、お客さんの回転率を上げたいので、そもそも子連れが嫌がられることもあります。
あとは食中毒の問題ですね。
自分たちで持ち込んだものであっても、「あの店に行った後から具合が悪い」という話になれば店としては大問題です。
なるべく外部のものは持ち込まず、何かあったときに責任の所在はどこにあるのかははっきりしておきたいところですよね。
お客さん側にも非常識と感じる人はいる
「離乳食の赤ちゃんをわざわざ外食に連れて行く必要はない」
「赤ちゃんが食べられる年齢になってから相応の店に行くべき」
という考えの方はかなりいます。
そういった方たちは「赤ちゃん連れが来ないような店で食べたい」という気持ちが強いです。
私自身も「え、この店に赤ちゃん連れてくる!?もっと大きくなってから来ればいいのに……」と思うときはあります。
[chat face="nayamu.jpg" name="" align="left" border="red" bg="red" style="maru"]「赤ちゃんが行っても大丈夫かしら?」と少しでも感じるような場所にはいかない方がいいですね[/chat]
店側が離乳食を提供してくれる、赤ちゃん連れがたくさんいる場所を選ぶといいです。
離乳食は外食で取り分けできる?
ファミレスやうどん屋さんなら取り分けできるものも多いです。
おかゆやドリア、リゾットなどは、赤ちゃんでも食べられるメニューがあるファミレスは多いです。
とくに和食の定食屋だとご飯と味噌汁があるので、それを離乳食にしてあげればOK。
ちょっと味が濃かったり、やわらかさが足りなかったりする場合はお湯をもらうことも可能です。
ドリンクバーのお湯を少し借りたり(大人がドリンクバーの注文をしているときに限る)、持ち込みのお湯を使ってもいいか許可を取ったりという方法もあります。
ただ自分の味付けを客に変えられることに嫌な気分になる店主さんもいます。個人でやられているお店とか。お店の雰囲気に合わせて対応した方がいいですね。
うどん屋さんもおすすめですが、店によってはかなりコシが強いので、ちょっと赤ちゃんにはかたいかも。
お子様うどんが提供されているなら、そちらを選んであげましょう。
うどんは箸でも切れますが、離乳食用のヌードカッターを持っていると便利ですよ。
最近は100均にも売っているので外食時には一本持っておくと何かと使えます。
あとはバイキング形式のお店だと料理の品数が豊富なので、何かしら赤ちゃんでも食べられるものが置いてあることが多いです。
とくにサラダバーやスープバーはかなりうれしいですね。
- ご飯
- 茹でた野菜
- スープ
があれば、とりあえず食べさせることはできますからね。
赤ちゃんに取り分けしやすいメニュー
- ご飯
- うどん
- 雑炊、おかゆ
- ドリア、リゾット
- スープ、味噌汁
- 茶碗蒸し
- 湯豆腐
- 煮物
- 焼き魚
- フルーツ
赤ちゃんとの外食に便利なグッズ
- チェアベルト
- ヌードルカッター
- 子供用のスプーン・フォーク
- お食事エプロン
- ポケット付きお食事マット
チェアベルト
赤ちゃんを連れて外食する場合、赤ちゃんの座席は
- 子供用のチェアを借りる
- ママが抱っこ
- ベビーカーに乗せたまま
という感じになることがほとんど。
でも、子供用のチェアは座り慣れていないとけっこう大変。
月齢によってはうまく座れなかったり、つかまり立ちし始めたりして危険です。
ママが抱っこしているのも大変だし、ベビーカーだと高さが合わないんですよね。
チェアベルトを使うと、しっかりホールドできるので安心です。
大人用の椅子にも子ども用の椅子にも使うことができますよ。
ヌードルカッター
なくてもいいんだけど、あったらとっても便利、というグッズです。
うどんやラーメンなんて箸でも切れるんですよ。
でも赤ちゃん用に数センチという単位でチマチマ切っていくのは面倒。
ツルツルすべってうまく切れなかったりということもあります。
ヌードルカッターがあるとかなり便利。一度使ったら手放せません。
100均でも買えるのでぜひ一本持っておくことをおすすめします。
子供用のスプーン・フォーク
お店に言えば貸出してくれることがほとんどですが、たまに子供用はないと言われるケースもあります。
自分で外食用を持っておくといいですね。
外食用なら100均ので十分ですよ。
お食事エプロン
外食ってことは結構いい服を着ている可能性も高いですよね。
お食事エプロンはマスト!
ビニール製のものから紙の使い捨てのものまで色々ありますね。
保育園児がよく使うのですが、フェイスタオルに紐を通したものも使いやすいです。
ポケット付きお食事マット
お店のテーブルや床を汚すのを防止してくれます。
意外とコンパクトに折りたためるので持っておくと楽ですよ。
赤ちゃんと外食するときはお店への配慮を忘れずに
赤ちゃんと外食は可能ですが、色々と大変です。
連れて行く方も大変ですが、お店側としてもいつもとは違う対応をしないといけないので手間が増えてしまいます。
マナーを守らなければ、子連れの外食に対して世間の目はどんどん厳しくなり、子連れでの入店を拒否するお店も増えてくるかもしれません。
お店の迷惑にならないように配慮することが、子連れでの外食のしやすさにつながると思います。
[chat face="point.jpg" name="" align="left" border="red" bg="red" style="maru"]気持ちよく外食を楽しめるようにしていきたいですね[/chat]