子育ての疑問 PR

赤ちゃんの一人遊びを放置してもいいの?効果的な見守り方法。

遊んでいる赤ちゃん
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赤ちゃんも9ヶ月を過ぎるくらいから、だんだんと一人遊びができるようになりますね。

一人遊びの間はチャンス!! ママの自由時間!!

今のうちに家事を済ませてしまおうとか、ちょっとスマホしたり撮りためてたドラマ見たりしちゃおうかとか、ママにも色々したいことがありますよね。

でも、いざママが自分の用事を始めるとムキーって怒り出したりして、ママの方も「少しくらい一人で遊んでてよ、ムキー!!」ってなりがち。

誰かに相談しようにも「一人遊びしてるからって放っておいちゃダメよ」なんて言われると「え、これって赤ちゃんを放置してることになるのかな……」って落ち込んでしまったりも。

子どもが一人で遊び始めたら、ママはどうしたらいいのでしょうか。

赤ちゃんを一人遊びばかりさせておいても平気?

機嫌よく一人遊びをしているうちは好きにさせてあげて大丈夫です。

一人で遊ぶことで子供は集中力や達成感が育つんだそう。

なので、一人遊びをしているのを邪魔してしまうと集中力がない、落ち着きがない子になってしまうんだとか。

ただ、一人遊びしてるからいいやと思って放置するのはダメなんです。

子どもが一人遊びを始めるには、ママとの信頼関係が必要だといいます。

ママとたくさんスキンシップをとって遊んでいるうちに、子どもは「ママは必ず自分のところにいてくれるんだ」という安心感を持つようになります。

たとえトイレや家事などで、その場からいなくなったとしても、必ず戻ってくると信じることができるんですね。こういった安心感が一人遊びの土台となります。

赤ちゃんの一人遊び中に心がけたいこと

子どもが一人遊びをしているとき、ちらりとママを振り返る瞬間があります。

そのときに「ママがきちんと見ていてくれない!!」と気がつくと、泣き出したり、怒り出したり、ママのやっていることを邪魔してきたりと、やっかいなことになりがち。

子どもがちらりとママを見るのは、大きく分けて2つ理由があります。

  • 「これでいいのかな?」と不安に感じてる
  • 「見て見て!」とできたことを報告したい

どちらにせよ、「ママの反応を知りたい」という行動です。

一人で遊んでいるように見えても、子どもはママにずっと見ていてほしいんですよね。

ママの方から積極的に声をかける必要はないのですが、子どもがちらりとママを見た瞬間にタイミングよく声かけしてあげることが大切です。

ママが見守ってくれているから集中できる

一人遊びをしているときって、子どもはかなり集中しているはずです。一人でも楽しそうに遊んで、もくもくと何かを考えている様子が見られたり。

集中して自分の世界にこもっている状態って、実はとっても危険なことですよね。自然界だったら敵にやられてしまっているかもしれません。

そんな集中した状態でいられるのは、ママが見守っていてくれているからなんです。

一人遊びは集中力を育てる時間でもあります。

集中している最中にママが手を出したり、声をかけたりすると集中が途切れてしまうことも。子どもが安心して集中できるよう、ママは見守ってあげたいですね。

遊び方がわからなくて困っても教えてもらえる

一人遊びが始まるころは、いろいろなものに興味が出てくるころ。目の前にあるすべてのものがおもちゃになります。

ティッシュを引っ張って出してしまったり、ママのメガネをひっつかんで振り回してみたり。自分で試行錯誤しながら遊んで、想像力がどんどん豊かになっていきます。

でも、初めて見るおもちゃだと遊び方がわからないことも。うまく自分の中にある遊びの経験と結びつけることができないと、遊び方がわからなくて困ってしまうのです。

不安そうにママを振り返ることがあるのはこのため。「こうやって遊んでみたらどうかなー」と声がけしてあげると、次からは自分で遊べるようになりますね。

大切なのは、赤ちゃんがヘルプを求めてきたときに声がけすること。

たまには先回りして教えてあげてもいいですが、やはり大人が「これはこうやって遊ぶもの!」と教えてしまいすぎるのも創意工夫ができなくなります。

何ごともバランスですね。

ママの笑顔で「できた!」を実感できる

子どもは一人遊びをしながら、“自分ができること”を探しています。

「できた!」という達成感は、次へ次へと子どもを成長させる力になります。でも、子どもは一人ではその達成感を味わうことができません。

子どもをじっくり観察していると、何かできるようになったとき、きょとんっとしていませんか? 不安そうにママを見上げませんか?

周りにいる人が「できたね!!」と笑顔を見せることで、「できる=うれしいこと」と認識していきます。

それを積み重ねていくうちに、できたら拍手をしたり、ドヤ顔をしたりという反応が出てくるようになるのです。

子どもの「できた!」を見逃さず、すかさず声をかけることがママの大切な役目。

“すかさず”ってのは難しいですが、とっても大切なこと。

うちの子どもは見ていなかったら「なんで見てないのよ!! 見てよ!!」って怒り出すタイプなので、わかりやすくていいのですが、問題はそうではない子。

ママが見ていないと「なんだ、見てない」と一人遊びに戻ってしまう子もいるんです。

親からすると手がかかならなくていい子なんですが、ママに見てもらっていなかったという寂しさは子どもの心にたまっていきます。いつかドッカーン爆発してしまうかも。

「ママは待ってるよ」「君のことを見てるよ」伝えてあげましょう。

「できた!!」のキラキラ笑顔を一番に見られるのは、じっと子どもを観察していたママの特権ですよ。

赤ちゃんの一人遊びの時間を増やすために

遊んでいるからいいかと思って、そろそろと立ち上げると、その瞬間に振り返る。泣きながら後を追ってくる。

一人で遊んでいるように見えて、子どもは確実にママとのつながりを感じています。

一人で遊んでいるから放っておいていいわけではなくて、一人でがんばっている姿を見ていて欲しい気持ちがあるんです。

でも、実際はなかなか難しい。

一人で遊んでくれている間は家事をするチャンスだし、ママだって少し休みたいし、一人で遊んでいる子どもを見ているのも飽きちゃう。

集中して一人遊びしている時間が増えたらいいですよね……。

そのためにはやっぱり、まずは安心感を与えてあげることが大事。

子どもの方としても「ママは用事が済んだら戻ってくる」「戻ってきたら自分を見ていてくれる」という安心感があると、だんだん離れても平気になっていきます。

なので、一人遊びを始めたからママは自分のこと、というわけではなく、まずは見守っている姿勢を見せてあげること。

徐々に「ママもちょっと洗濯物干してくるねー」なんて声がけをして離れる時間を作ってみること。

慌てずちょっとずつしてあげた方がいいです。

見守っているうちに「今は大丈夫そうかな」というタイミングもなんとなく出てきますよ。

子どもが一人遊びを始めたら、自分の時間を大事にしつつ、子どもとのつながりを感じてみてはいかがでしょうか。