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生活

弁当の保冷剤を入れる気温は? 保冷できる時間の目安はどのくらい?

保冷剤

夏場にお弁当を持っていくとき、いたんでしまわないか不安になりますよね。

そこで使うのが保冷剤ですが……どのくらいの時期から入れた方が迷ってしまいます。

[chat face="nayamu.jpg" name="" align="left" border="red" bg="red" style="maru"]気温があがる時期といっても、いつからいつまでなのか……[/chat]

保冷剤も種類がたくさんあるので、どのくらいの大きさのものを何個入れたらいいのかも気になりますよね。

この記事では、

  • 弁当の保冷剤は気温がどのくらいになったら入れるのか
  • 一個の保冷剤でどのくらいの時間保冷効果があるのか
  • 夏場でも傷みにくいお弁当作りのコツ

をお伝えします!

弁当の保冷剤は気温どのくらいで入れた方がいいの?

基本的に予想最高気温が25度を超えるくらいの日には入れた方がいいと思います。

時期としては6月~9月あたりですかね。

細菌は20度~50度が一番増えやすく、とくに食中毒の原因となる菌は30度~40度くらいで活発に増殖します。

細菌は湿気が好きなので、湿度も高くなる梅雨時がとくに危険ですね。

食品衛生管理では、

  • 調理済みの食品を早く20度まで冷ます
  • 保存中に20度以上に上げないようにする

の2点を重要視しています。

保冷材の役目は後者の「保存中に20度以上にあげないようにする」という役割があるわけです。

なので、やはり最高気温が25度を超えるような日は保冷剤で温度をあげないように気をつける必要があります。

保冷剤の効果がある時間の目安。個数はどのくらい?

約30g(5cm × 12cmくらい)の小さい保冷剤でも2時間くらい持ちます。

容量が大きくなればなるほど、持続時間が増えていき、500gくらいある大容量の保冷剤は5時間くらい持ちます。

保冷剤はダイソーなど100均にも売られていて、パッケージに容量と保冷持続時間が記載されていますよ。

洋菓子店では保冷剤1つで30分、2つで2時間を目安に入れているそうです。

小さい保冷剤はその分溶けるのも早いため、保冷剤をいくつ入れても2時間までの保冷効果としているとのこと。

互いを冷やし合うので、何個か入れればその分持続時間は増えるとは思いますが、大きい方が溶けにくいのはたしかですね。

冷気は上から下に向かって下がっていくので、お弁当箱の上に置くといいですよ。

[chat face="point.jpg" name="" align="left" border="red" bg="red" style="maru"]夏のお買い物もお肉を買ったらそのうえに冷凍食品を重ねて買い物袋に入れると悪くなりにくくて良きです[/chat]

お弁当の中に冷凍食品で自然解凍可能なものを入れておくと保冷剤とダブルで効果がありますね。

私は基本的に一番上にひとつ置きつつ、両脇にお弁当箱を挟むように2つ保冷剤を入れています。

夏の弁当を腐りにくいようにするコツ

清潔を保つためにできること

  • おかずに素手で触れない
  • 手やお弁当箱を清潔に保つ

お弁当を作る前に石鹸で念入りに手を洗いましょう。

よくやりがちなのが、お弁当を作りながらスマホでレシピ確認。

[chat face="oya.jpg" name="" align="left" border="red" bg="red" style="maru"]スマホには菌がたくさんついているので、調理中にスマホの操作はしない方がいいです![/chat]

おかずを持つときには菜箸などを使って、素手で触らないように気をつけます。

お弁当箱も洗った後にアルコール消毒や熱湯消毒をして清潔を保つようにしましょうね。

傷みにくいおかずのコツ

  • おかずにはしっかり火を通す
  • 味付けをやや濃くしておく
  • ご飯は梅干しや酢をいれる
  • 混ぜご飯は水分が残りやすいので避ける
  • 水分が多いおかずは避ける

とにかく水分の多いものは傷みやすいので避けます。

意外なのが、チャーハンやオムライスもあまりよくないということ。

異なる具材同士がくっついていると食品って腐りやすいんですって。

チャーハンやオムライス、混ぜご飯などは別々の具材同士が混ざっている状態なのでよくないんです。

[chat face="OK.jpg" name="" align="left" border="red" bg="red" style="maru"]もし混ぜご飯にするなら、殺菌効果のある梅干しや酢なら混ぜ込んでOKです[/chat]

お弁当の詰め方のコツ

  • おかずは冷ましてから入れる
  • 食品同士がくっつかないようにする
  • 詰めるときにも素手でさわらない

お弁当箱内の温度と湿度があがると細菌が発生するので、おかずはしっかり冷ましてから入れましょう。

混ぜご飯がNGなのと同じく、異なる具材同士がくっつくとそこに菌が発生するので、食品同士はくっつかないように気をつけます。

カップやバランなどで区切るようにしましょう。最近は抗菌シートが100均でも売られているのでうまく利用するといいですね。

おかずを詰めるときにも清潔な菜箸などを使って素手で触らないようにしましょう。

たまにバランス整えるのにちょこっと手が出そうになるのですが、ぐっとこらえて、素手では触らないを徹底しましょう!

夏場のお弁当は食中毒に十分気をつけて!

夏場はお弁当を持って出かける機会が増えますが、食中毒も心配な時期。

でも、傷みにくい具材を使って、保冷剤や冷凍食品をうまく利用すれば心配ありません。

  • ちょっとでも不安を感じたらその具材は使わない
  • 開けて変な感じがしたら食べない
  • 子どもにも「味が変だったら大人の人に確認してもらって」と伝える

などの対策もしておくといいですね。

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