暑くなってくると自宅の庭でプールをする家庭も多いのではないでしょうか。
ただ毎日となると気になってくるのが水道代。
- 自宅プールの水道代はどのくらいなのか
- 毎日水を入れ替えなければいけないのか
- 水を消毒すればいいものなのか
我が家の水道代を確認しながらまとめてみました。
目次
自宅プールの水道代はどのくらい？
- 自分の家で使いたいプールの大きさ
- 自分の自治体の水道代
を確認すると、一回のプールでかかる水道代がわかります。
たとえばうちのプールは最大水量が約140L。
一般家庭のお風呂が容量200〜300Lくらいなので、ちょっと少ないくらいですかね。
これで乳幼児が２人遊べる大きさです。
もっと大きなプールを持ってる方も最近は多いかもしれません。ご自分の使うプールの大きさは確認してみてください。
さて、うちは最大水量は入れないので現実的な水量を計算してみますね。
底面積 × 高さ ＝ 水量
底面積 = 半径 × 半径 × 3.14
うちのプールは直径100cm、つまり半径は50cmですね。
水の高さは……15cmくらいでしょうか。
50cm × 50cm × 3.14 × 15cm ＝ 117,750立方cm = 約0.11775立方m
意外と少ない？？？
水道代は
- 基本料金：648円
- 水道従量料金：1立方メートルにつき43円20銭
- 下水道基本料金：1,198円80銭
- 下水道従量料金：1立方メートルにつき43円20銭
なので、基本料金は1,846円80銭がどうしてもかかってきて、それに加え
86.40 × 0.11775 = 約10円。
あれ？ ……そんなにかかっていませんね。
うちの自治体では10立方メートルごとに１立方メートルあたりの料金があがっていくので、回数が増えるとちょっと響いてくるかもしれません。
プールの大きさや水道料金の設定によっては一回あたり100～200円程度かかってくる方もいます。
１立方メートルあたりの料金は自治体によって違うので、ご自分の自治体で料金がどうなっているか確認してみてください。
うちの隣の市は「基礎料金は高いけれど、16立方メートルまでは従量料金がかからない」というパターンだったりします。本当に市によって違うんですよ。
水道代が高い地域だったら、少し水かさを減らしてみてもいいですね。
少し足元ぴちゃぴちゃできるだけでも子供は楽しんでくれますよ。
プールの水道代のプチ節約術
水を入れたペットボトルを水中にしずめておくと、その分、水の高さがあがります。
ペットボトルにお絵描きしたり、ビニールテープを巻いたりして、底にペットボトルが沈んでいるとわかるようにしておきましょう。
そのまま入れておくと水と同化して踏んづけたりして危ないです……！
家庭用プールの水は毎日入れ替えるの？
一回の水道料金はさほど高くなさそうですが、毎日お水を入れていると高くなってきそう。
なら毎日お水を入れ替えなければいいのでは……。
でも衛生的にどうなのか不安ですよね。
塩素などで消毒をしているわけでもないので、ちょっと汚い感じがします。
庭で使っているはずですから、何日も置いておけば蚊などの虫が卵を産むかもしれません。
芝生や次が入ってきて、一回だけでもかなり水が汚れた感じになってしまうのも気になります。
子供はプールの中でもおしっこやうんちをしてしまうこともあるし、それはないとしてもよだれは入っているだろうし……。
そんな水を平気で飲みますしね。子供って。
お風呂のお湯の再利用もやめた方がいい
そういえば、プールの水に前日のお風呂の残り湯を使うというのも聞いたことがありますが、それもちょっと衛生的に問題がありますね。
一日の汚れを落とす意味で入っているお風呂ですから。
お風呂って菌がいっぱいいて、潔癖症の人は逆に入らないって人もいるほどです。
家庭用プールの水は消毒が必要？
公共のプールは塩素消毒をしたり、水を循環させたりして水をきれいに保っていますよね。
家庭用プールもそれをすれば何日も水が持つのか……そうでなくても子供が入るものだから消毒した方がいいのか、気になりますね。
市販で塩素消毒のできる錠剤はたしかに売っています。
ただ、家庭用プール程度の水に溶かすとなると濃度調節がむずかしいんですよね。
あまり濃度の高いままだと子供の肌がかぶれてしまうかもしれません。もし飲んでしまったときにも心配になりますよね。
消毒をするくらいだったら毎回水を入れ替えてあげた方がいいでしょう。
自宅でプールは市営プールに行くよりは安い！
毎日自宅のプールを使っていると水道代がとんでもないことになるんじゃないかなぁ……と思っていましたが、計算してみるとそうでもありません。
市営プールに行くよりはよっぽど安いですね！
もちろん子育て支援センターなどで無料開放している場合はそちらに行った方が水道代もかからないし、めずらしいおもちゃもあったりしていいですけど。
家庭のプールでも十分楽しむことができます。
暑い夏を家で乗り切れたらいいですね！
