土用の丑の日など、スーパーでうなぎを見かけると食べたくなっちゃいますね。
「うちには子どもがいるし、うなぎはまだまだお預けかな……」なんて思っていたのですが、周りに聞いてみると意外とうなぎを食べさせていました。
[chat face="nayamu.jpg" name="" align="left" border="red" bg="red" style="maru"]うなぎっていつから食べさせてもいいの? 骨は気にならないの?[/chat]
実は私自身うなぎの骨が大嫌いなんです……骨さえなければいくらでも食べられるのに!
そこでこの記事では
- うなぎは幼児にいつから食べさせているものなのか
- うなぎの骨が気になるときの調理の仕方
- もし万が一骨が刺さってしまった時の対処法
をお伝えしていきます!
うなぎは幼児にいつから食べさせてるの?
中には1歳過ぎたらなんでも食べさせているという強者もいましたが、だいたいのママが2歳を過ぎてから食べさせていました。
理由は小骨が刺さったら怖いから。
私も自分が小さい頃にうなぎの小骨が刺さって以来、ずっとうなぎが好きになれなかったので、なるべく自分の子供にはそういう経験をさせたくないなとは思っています。
あとうなぎって夏バテ防止の食べ物なんて言われているんですが、脂肪分が豊富なんですよね。
だからこそ、大人は脂が乗ってておいしいと感じるんですが、消化器官が整っていないどもだと重すぎちゃうんです。お腹に負担がかかって、下痢になる子もいますね。
子供に食べ物をあげるときに気になるのがアレルギー。
うなぎではアレルギーは起こりにくいとは言われています。
でも、アレルギーにも絶対はないので初めて食べさせるときは十分に気をつけて。
私は初めて食べるものは本当に少しだけにして、一緒に食べるものも今までずっと食べてきて大丈夫だったものをあげるようにしています。
もし万が一アレルギー反応が出たときに何で出たかわかりやすくするためです。
何か反応が出たらすぐに病院に行くようにしています。
[chat face="point.jpg" name="" align="left" border="red" bg="red" style="maru"]我が家ではうなぎは念のため3歳を過ぎたらデビューしてます[/chat]
うなぎの骨が気になるときの対処法
うなぎは2歳くらいから食べられそうだとはいえ、やっぱり骨が気になる……。
そういえばうなぎ専門店で食べるかば焼きで骨が気になったことはありません。
実際、そういった店でばっかりうなぎを食べている人には「うなぎに骨なんかないじゃないか」と言われて「そんな馬鹿な……」と思った覚えがあります。
実はうなぎ専門店では
- 小骨を1本ずつ取り除く職人がいる
- じっくり蒸したり焼いたりすることで骨をやわらかくしている
など、お客さんの舌触りがよくなるように工夫がされているんです。
スーパーのうなぎでも、そういった処理をされてはいます。
売られているうなぎを見ていると、小さな穴や線みたいなものがありませんか?
あれって骨を取った後なんですよ。
でも、スーパーには熟練の職人がいるわけでもなく、骨取りが不十分なんです(たまに骨取りの達人がいるかもしれませんが)。
[chat face="nayamu.jpg" name="" align="left" border="red" bg="red" style="maru"]うなぎ専門店なんてお高くてそんなに行けない……スーパーのうなぎでどうにかしたい……[/chat]
炊飯器に入れて炊き込む
離乳食で野菜をやわらかくするときに、「野菜を炊飯器で一緒に炊く」ってやったことがありませんか?
炊飯器の力ですっごくやわらかくなるんですよね。
うなぎもこの方法が使えます。
うなぎをそのまま入れてしまってもいいし、耐熱性のラップ(サランラップとか)に包んであげるとより柔らかくなります。
あとは炊き込みご飯にしてしまうという方法も。
- お米:2合
- 水:2合分
- うなぎ(細かく切り刻む):1尾
- しょうゆ:大さじ1.5
- みりん、酒:大さじ1
- だし:小さじ1
- うなぎのたれ:お好み
を入れて炊き込むと、うなぎの味付きご飯になります。
鰻の骨切りをしてみる
骨を取るのはなかなか難しいので、切ってしまうという手も。
そのままでは骨が切りにくいので2種類のやり方があります。
- 少し凍るまで冷凍庫に入れておく
- 少し柔らかくなる程度に温めておく
この状態で、できるだけ細かく(2~3mmくらい)包丁で切り込みを入れていきます。
皮まで届いてしまうと焼くときにポロポロ落ちてきちゃうので気をつけて。
この後は普通に魚焼きグリルなどで焼いてあたためます。皮まで切り込みを入れてしまった場合はホイルなどを敷けばOK。
とくに冷凍した場合なのですが、骨を切るときに包丁が傷んでしまうこともあるので注意してくださいね。
うなぎの骨が喉に刺さったらどうするの?
気をつけていても刺さるときは刺さってしまう骨。
ご飯のまるのみは駄目です! 余計奥にぐっと押し込んでしまうこともあるので。
自然に取れることもありますが、喉の奥が傷ついてしまっていると、まだ刺さっているのか傷なのか区別がつかないこともあります。
ピンセットで自分で取り除けそうなら取り除いでもいいんですが、子どもの場合は暴れることもあって危険。
耳鼻咽喉科に連れて行ってやってもらうのが一番です。
自分でやるとめちゃくちゃ苦労する骨取りも、先生の手にかかるとひょひょいとやってくれます。
ただ、うなぎって休日の夜に食べることも多いんですよね。
救急だと耳鼻咽喉科の先生ではなかったり、研修医の方だったりしてちょっと慣れていないかもしません。
事前に救急に電話をかけて状態を伝えてみて、どうしたらいいか聞いてみるのとよいと思います。
[chat face="point.jpg" name="" align="left" border="red" bg="red" style="maru"]私は救急にかかったとしても、次の日病院が空いたら連れて行っちゃいますね[/chat]
魚の骨が刺さった時の対処法を以下の記事でまとめましたので、あわせて読んでみてください。
子供と一緒にうなぎを食べよう!
2歳を過ぎたら子供も食べられるものがどんどん増えてきます。
丑の日には子どもと一緒にうなぎを食べるのもいいですね。
ちなみに丑の日は「うのつく食べ物」ならなんでもいいので、
- 瓜(きゅうり、すいか、かぼちゃ、メロン、冬瓜)
- 牛の肉
- うずらの卵
- 温州みかん
- うなぎパイ
- うるち米(普通のお米のこと)
- うどん
- 卯の花
- 梅干し
などを食べてもOK。
無理してうなぎを食べなくてもけっこう色々ありますね。
[chat face="OK.jpg" name="" align="left" border="red" bg="red" style="maru"]子どもが小さいうちは大人はうなぎを食べつつ、子どもたちには「うのつく食べ物」を食べてもらうのもアリだと思います[/chat]
梅干しを子供と一緒に作ってみるのも楽しいですよ!